外行く?YES!!外育♪

旅、キャンプ、様々な外遊び経験を通して、子どもたちの【未来を切り開く力】となる心の栄養をためていきたいと思っています。同じ思いの親御さん、ともに進んでまいりましょう♪

【ママの心の栄養】機能美意識という言葉

最近、母親の私が家族の幸せの源であるということを心から大切に意識して、そういう母であることを改めて幸せに感じております。そんな私が読みましたのは、「いのちのごはん」という本です。

 

 

情報を実践することの大切さ

見えないものを大切にするということが根にある本で、モヤモヤの答えがすぐわかるようなマニュアル本的なものではないです。マテリアルガール時代の私だったら、ケッとポイしてたかな。 でも、多分現代に多いであろうマテリアル母さんたちもポイするかもしれませんね。(わー、敵作っちゃったかも!)

あ、ポイしなくても、「ムリムリ出来ない~(ヾノ・∀・`)時間ないし~(ヾノ・∀・`)」とか言っていたら、ポイしてるのと同じことですからね。様々な情報がありますが、「知ること」は手に入れることではないんですね。知った後が大事です。行動するか、しないか。

 

機能美意識とは

で、この本、深いことが本当にたくさん書いてあるのですが、私の心に特に響いたのは、機能美意識という言葉です。ざっくり言えば、目に見える世界を美しく保つ、ということ。目に見えない世界の乱れは、目に見える空間の乱雑さ、無神経さから来ているというものです。

私、一時期子育てのハウツー本にはまった時期がありました。一般教養的な知識として、世間ではこういうのがヨシとされているのね、という情報収集です。まぁ、ほとんどクッダラネェ~と笑い飛ばして読んでいたのですが(すんごいイヤな読者…)、すごーく心に引っ掛かった箇所があったのです。モヤモヤしすぎて笑って流せず、ことあるごとにモワモワ~っと頭に浮かんできておりました。

それは、子供に片付けや整理整頓をすることを求めてはいけない。というものでした。

なんでも、場をキレイにしたいのは母親の勝手な都合なのだから、子供には好きなようにさせておきなさい、とまぁ、こんな感じの理由だったと思います。

私はと言いますと、素直に聞くタイプではないので、「あほくさっ!」と一蹴したわけでありますが(だって自分で自分のおケツも拭かないでいいって何でだ?こういうことは後から習慣付けるのって難しいでしょ。さては習慣付けさせる気がないな?)、
でも、どうしてアホらしいと思うのか、上手く説明出来ずにいました。

娘に、場は美しく、ひともモノは大切に、丁寧に、心を込めて…と言う度、モヤモヤしておりました。そんな中、機能美意識という言葉に出会い、一気にそのモヤモヤが晴れました。

機能美意識の欠如が邪気を生む。
そして、そんな空間にするような人には、清々しい気の循環するような場は作れない。
すなわち、そんな人には、良い結果はおろか良い過程もたどることが出来ない。
それ以前に、良い心で日々を過ごすことが出来ない。

そして、機能美意識に対するセンスを幼い頃から生活の中で徐々に磨いていくことこそ、先に逝く親として子供に残せる目に見えない財産のひとつだと考えます。

 

機能美意識は人にも言える

私が尊敬する、聡明な女性は皆例外なく美しい。
ギラギラ盛ってる作り物の美しさではなく、自ら発光しているかのような美しさ。恒星美人です。機能美意識とは、身なりにも言えることなのでしょう。

そして、そういう方々は例外なく心の可動域が大きい。
軸はピシッとあるのだけれど、柔軟な対応で人、場、時に合わせた対応をされます。お話の進め方にもトゲがなく、誠実なお心が言葉から伝わってくる、そんな素晴らしい女性です。選ぶお言葉も、立ち居振る舞いも美しい。

そういう人に わたしはなりたい。
私はちょいちょい選ぶ言葉に棘があるけど、頑張ります✨