外行く?YES!!外育♪

旅、キャンプ、様々な外遊び経験を通して、子どもたちの【未来を切り開く力】となる心の栄養をためていきたいと思っています。同じ思いの親御さん、ともに進んでまいりましょう♪

祖母から繋いでもらった自然の知恵

今年の春は外出自粛のため、外に出る機会も少なかったかと思います。ですが、食べられる野草や山菜がら土から顔を出してくれる季節が春なのですね。

祖母によく野山へ連れて行ってもらいました。自然そして祖母から教えてもらったこと、を書き留めておきたいと思います。

 

 

ノカンゾウ

甘みがあり、えぐみも苦味もクセもないので、比較的食べやすい野草です。
漢方薬や薬草としてつかわれることもあり、その場合は花の蕾を湯がいて天日干ししたものが使われます。効能としては利尿作用があり、むくみの解消などにも効果的です。 また不眠症にもよいそうです。生でももちろん美味しいし、祖母はよく炒めたり、おひたしにすることが多かったですね。


タネツケバナ

小さなクレソンのような見た目をしています。
クレソンと同じように少し辛味のある野草です。ちなみにクレソンも、祖母の家の裏の川で自生していました。効能として、むくみ、腫物、咳止め、尿道炎、膀胱炎、こしけ、できものなどに用いることができるということです。

 

よもぎ

よもぎの新芽は天ぷらや、ヨモギ餅、そして乾燥させてお茶に・・・と、いろいろと美味しく食べられる野草であり、薬草でもあります。また、薬湯としても昔から使われているもので、お灸はもぐさといって、ヨモギを乾燥させたものが昔から使われています。

よもぎは、女性には嬉しい効能もあるんですよ。最近でもまだまだブームが去らない「よもぎ蒸し」。数年前くらいから流行っていますが、これは、冷え性の改善にもいいですし、造血作用のおかげで貧血も予防できると言われています。

また、他にも・・・浄血・造血作用による貧血の予防効果や、デトックス作用による腸内環境の改善、便秘の解消による美容効果も期待できるそうです。
体を温める効果は、冷え性の改善、血管拡張作用によるものと言われています。
香りによる、リラックス・安眠効果も・・・とまでくれば、ヨモギってすごく万能薬ですよね。

またそれだけでなく、小さい頃祖母にヨモギは殺菌作用がある天然の絆創膏だと教えてもらったことがありました。小学校の地球ジムから振り落とされて、ものすごい膝に大怪我をした時に学校から3キロ以上ある家まで歩くのが痛くて痛くて、出血も止まらない、さてどうする?ってなった時に道端にヨモギを見つけて、とっさにすりつぶして、傷口に塗りつけて、貼ったら血が止まり、痛いながらもなんとか帰れたのを覚えています。

ちゃんと調べたら、ヨモギには立派な抗菌作用があり、そして、化膿止めの効果もあり、止血作用もあるとのことで、祖母が教えてくれた天然の絆創膏は本当だったんだなぁと実際に体感してヨモギのすごさを感じました。

ばばばあちゃんの絵本でも、見たことがある人はいるかもしれないですよね♥

美味しく食べられるのは夏前までくらいなので、いまのうちから摘んでおいて、天日干しして、お茶や入浴剤に使うのもおススメです。

 

春の野草や山菜の知識、実生活で役立つ時代ではないですが、豊かな心の栄養となって子どもたちを育んでくれますよ^^